先日、健康365(2022年3月号)の特集に記事が掲載されました。

タイトルは「耳鳴り・めまい・頻尿は中医学の“腎虚”が原因で起こり“腎の陰陽の乱れ”も関係」です。

診療のモットーは「西洋医学の限界を中医学で補っていつまでも健康を」ですので、耳鳴り・めまい・頻尿という年齢とともによくみられる症状を、中医学の視点で説明しました。

中医学の視点ではこれらの症状は腎とも関係します。

中医学でいう「腎」は、西洋医学でいうそれとは異なり、「腎は生殖機能や骨、脳、耳、髪などと関係し、生命エネルギーを貯蔵しているところ」と考えられています。

腎の精気は年齢とともに低下します。

これが進んで腎の精気が不足する状態(腎虚)になると、耳鳴り・めまい・頻尿などの症状があらわれるのです。

腎虚の状態を改善する方法として、漢方薬や食養生も紹介しています。