体内に水分がたまると、まぶたや手足にむくみがあらわれます。

ひどくなると胸やお腹の中にも水分がたまり、胸水や腹水がみられます。

このような症状を「水腫(すいしゅ)」といいます。

東洋医学(中医学)では、「水腫」は主に「肺(はい)」「脾(ひ)」「腎(じん)」と関係があると考えられています。

例えば、風邪が肺に侵入し、「肺」のはたらきが低下すると、急にまぶたがはれて、その後手足や全身までむくみ、悪寒や発熱、などの症状があらわれます。

飲食の不摂生や疲れ過ぎて、「脾の気」が消耗し、「脾」のはたらきが低下すると、むくみ、食欲低下、顔色が黄色、手足の冷え、などの症状があらわれます。

長い闘病生活などで腎のはたらきが低下すると、顔や全身のむくみ、腰が冷えて重だるい、手足が冷えて寒がり、などの症状があらわれます。

「薬三分、養生七分」です。 漢方薬で風邪を取り除いたり、「肺」「脾」「腎」のはたらきを整えて、体内にたまった水分を改善する方法もあります。