ぐっすり眠れると、体の疲れがとれ、気持ちもすっきりします。

ぐっすり眠れていますか。

心配ごとや考えごとなどがあると、なかなか寝つけなかったり、途中で何回も目が覚めたり、眠りが浅くてよく夢をみたりして、熟睡できなくなります。

眠れない状況が長く続くと、辛いものです。

 

東洋医学(中医学)では、不眠は主に「心(しん)」「肝(かん)」「脾(ひ)」と関係があり、これらの「血(けつ)」と「陰(いん)」の不足によって起こると考えられています。

ぐっすり眠れないときは、「心」「肝」「脾」の「血」と「陰」を補う食材を、積極的にとるようにしましょう。

 

聞きなれない食材ですが、例えば「竜眼(りゅうがん)」です。

竜眼はライチと同じムクロジ科の熱帯フルーツで、「血」を補い、高ぶった精神を鎮めるはたらきがありますので、不眠におすすめの食材です。

竜眼はライチのように水分が多くて甘みが強い実ですので、生でも美味しいです。

乾燥品もあり、そのままお茶菓子でいただいたり、竜眼30gにお湯200mlを注いで、約5分おいてからお茶代わりに飲んでもよいですね。