ニキビや吹き出ものは、顔にできやすく目立つことから、美容面で大きな悩みの一つです。

原因は、ホルモンのバランスや皮脂量が多いこと、食事など。

東洋医学(中医学)では、脂っこいものや甘いもの、味の濃いもの、刺激性が強いものを食べすぎることで、「肺」や「胃」に熱がこもって体中に熱を生じ、邪気を感受してニキビができやすくなる、と考えられています。

ニキビが長引くと、「血(けつ)」の流れが滞って固まりができ、顔などに瘢痕を形成する、とも考えられています。

例えば、チョコレート、アイスクリーム、カレー、唐辛子、お酒、チーズなどは避けた方がよいです。

ニキビの改善には、トマト、きゅうり、梨、りんごなど、「肺」や「胃」の熱を冷ます食材がおすすめです。

また、大根のおろし汁を飲む、のもよいですね。

ニキビが長引いて色素沈着や瘢痕がみられる場合は、しいたけ、はと麦、なすなどをよく食べましょう。

はと麦をお粥でいただく、のもよいですね。