眠れない状況が長く続くと、辛いものです。
体は休まらず、心は「寝なければ」という思いでしんどくなります。
「寝つきが悪いです・・・」
「眠ってもぐっすり感がないです・・・夢をよく見ます・・・」
こんなお声をお聞きします。
東洋医学(中医学)では、不眠は「心(しん)脾(ひ)肝(かん)腎(じん)」と「陰(いん)と血(けつ)の不足」と関係があると考えられています。
例えば、考えすぎや疲れすぎで「心と脾」を傷つけると、「陰と血」が知らず知らずのうちに不足して、よく夢をみたり目が覚めやすくなります。
怒りはたいてい「肝」を傷つけることから、いらいらして怒りっぽくなると眠れなくなります。
「薬三分、養生七分」ですので、漢方薬で傷ついた「心」や「脾」などを調整し、「陰」と「血」を補うことで、不眠を改善する方法があります。
「ぐっすり眠れる時間が増えました」
「寝つきがよくなりました」
「眠剤を飲む回数が減りました」
と患者さんから喜びの声をお聞きします。