「生理ちゃん」という、生理の現実を伝える作品(漫画です!)をご存知でしょうか。
先日、MBSテレビ「ちちんぷいぷい」で取り上げられました(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190318-00010000-mbsnews-soci&p=1)。
この番組の取材で、私からは、生理痛はなぜ起こる?治療法はある?といった疑問に、お答えしております。
症状に程度の違いはありますが、多くの女性が生理痛を経験されています。
生理痛が全くないという方がおられる一方で、寝込むほど生理痛の症状が重い方もおられます。
東洋医学(中医学)では、痛みは「不通則痛(ふつうそくつう)、不栄則痛(ふえいそくつう)」と考えられています。
生理痛も、「通ぜざればすなわち痛む。栄えざればすなわち痛む」なのです。
例えば、「気(き)」と「血(けつ)」の流れがよくないと、生理痛の原因になります。
また、「気」と「血」が不足していても、生理痛の原因になります。
生理前や生理中にお腹や胸がはるなら、「気」の流れがよくない可能性があります。
「薬三分、養生七分」ですので、漢方薬で「気」と「血」の流れや量を整えて、生理痛を軽減する方法もあります。
「お腹のはりがなくなり、生理痛がましになりました。」
「鎮痛剤を飲む回数が減りました。」
と患者さんから喜びの声をお聞きします。