春は “陽”が増えて、「肝(かん)」が過剰にはたらく季節。
心と体の不調和が現れやすい季節ですし、環境が変わるなどのイベントのある時期ですので、お疲れではありませんか。
前回では、おすすめの食材として、レバー(牛・豚・鶏)を紹介しました。
「肝」のはたらきをよくするために、同じ肝(レバー)が効くという考え方です。
「同物同治」ですね。
春菊もおすすめの食材です。
春菊は、「気」のめぐりをよくして、「肝」のはたらきを高めます。
「肝」は全身の「気」の流れを調節する作用もありますが、過剰にはたらくことでその作用が低下しますと、「気」が停滞しがち。
鬱々した気分になることも。月経不順になることも。
春菊を食べて、「気」のめぐりをよくしましょう。
春菊をにんにくで炒めてしょうゆで味つけ、などでお召し上がりくださいね。