下痢で悩まれている方は多いようです。

脂っこいものや甘いものを食べた後は、お腹がキュルキュル鳴って、下痢になる・・・

ついつい食べすぎると下痢になる・・・

下痢のことを考えると、食事が慎重になる・・・

今までこんな調子だったから、下痢は普通で、治らないと思っている・・・

こんな声をよくお聞きします。

東洋医学(中医学)からみると、下痢は「脾(ひ)」*と関係がある、と考えられています。

「脾」が弱くなると体に「湿(しつ)」がたまりやすくなり、下痢の重要な原因になるのです。

弱っている「脾」を漢方薬で元気にしてあげると、下痢が改善されていきます。

患者さんは驚かれ、喜ばれます。

「これまで下痢が普通だったから、下痢は治らないと思っていた」と。

「コッテリの豚骨ラーメンを食べても、下痢にならなかった」と。

「薬三分、養生七分」ですので、漢方薬は心強い味方です。

漢方薬で治療しつつ、養生も心がけましょう。

生もの・冷たいもの・脂っこいものを控えて、暴飲暴食を避けましょう。

*東洋医学(中医学)でいう「脾(ひ)」は、西洋医学でいうそれとは異なります。 「脾は飲食物を消化・吸収し、水穀の精微(栄養物質)に変化させて、全身に送るところ。栄養物質は心や肺などの上部へも送られ、心肺で気と血にかわります。また、脾は血が脈外にあふれ出るのを防ぐところ」と考えられています。