心気は舌に通じる*、といわれています。

舌は心の状態を反映していて、舌の味覚と言語を発する機能は、心の機能と関係があるのです。

東洋医学(中医学)でいう「心」は、西洋医学でいうそれとは異なり、「心は血液を全身に循環させ、血中の栄養分を全身に送り出しているところ。また、心は精神・意識・思考の活動も担っているところ」と考えられています。

心の機能が正常であると、味覚は敏感で流暢(りゅうちょう)に言葉を発します。

心の機能に異常があると、味覚の変化や舌のこわばり、言葉を正確に発音するのが困難などの症状があらわれやすいです。

「薬三分、養生七分」です。

漢方薬で心のはたらきを整えて、味覚などの舌の症状を改善する方法もあります。

*出典「霊枢」